ビタミンDのミカタ

紫外線を浴びないと作られないビタミンD!シミやシワは大丈夫?スキンケアは?
綺麗な肌
ビタミンDは、紫外線を浴びることにより体の中で合成され、カルシウムの吸収を助け骨の成長や骨密度をあげる役割の他に、免疫力をアップさせるため生きていく上で必要不可欠なビタミンの一つです。でも、紫外線を浴びると、シミやシワが増えるのではと心配ですよね。今回はビタミンDの効果や過剰摂取による副作用、スキンケアの視点から解説いたします。

●ビタミンDの効果と副作用とは?

ビタミンDは、丈夫な体を作るためには欠かせない栄養素の一つで、下記のような健康効果があります。

・歯や骨を丈夫にする。
・免疫力をアップさせる。
・カルシウムの値が一定に保たれるように働いている。

特に、成長期の子供や閉経後の女性、高齢者はビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収に支障をきたし、イライラしたり骨が弱くなったり変形したりします。

ビタミンDが不足して起きる病気は以下の通りです。

・くる病
・骨軟化症
・骨粗鬆症

また、ビタミンD不足が原因で以下の病気にも影響を与えているのではないかといわれています。

・糖尿病
・花粉症
・免疫低下
・うつ病
・自閉症
・動脈硬化

では、ビタミンDをたくさん摂取すれば良いのでしょうか。

ビタミンDは、大量に摂取をすると体内に蓄積され、過剰症になってしまいますので注意が必要です。

カルシウムの一定量に保つ役割を持つビタミンDは、大量に体内に存在するようになると骨からカルシウムが溶けだし、血液中に流れ出します。

そうなると、高カルシウム血症となり、血管内、内臓、筋肉にカルシウムが沈着し、食欲不振や下痢嘔吐、脱水症状や体重減少が起き、動脈硬化を発症するリスクが高くなるのです。

いくら、体に必要といっても、摂り過ぎは要注意です。



●食事で摂取した時の効果とは?
ビタミンD

ビタミンDを含む食品としては、鮭やマス、しらす干しなどの魚介類に多く存在し、干しシイタケやきくらげなどの海藻類にも含まれますが、かなり限定的といえます。

野菜や果物、穀類にはビタミンDは含まれませんので、毎日食事でビタミンDを摂取し続けるのは難しいかもしれません。

そこで、日光を浴びて、皮膚でビタミンDを合成する方法を取り入れる必要があります。

なぜならば、ビタミンDを取り入れる方法は「食品」と「紫外線」からしかないからです。

しかし、紫外線は日焼けの原因となり、その日焼けはシミやシワなどを作りますので、紫外線を浴びる時間や紫外線の強さなどが気になるところです。

●スキンケア用品としては?

紫外線は浴びすぎるとリスクも高く、皮膚がん、シミやシワ、老化、白内障などが発症する恐れがありますので、紫外線対策を行う必要はあります。

しかし、過剰になり過ぎて紫外線を全てカットしてしまうと、体内でビタミンDを作れませんので、自分の生活スタイルに合わせて、屋外で過ごす時間を設けると良いでしょう。

ビタミンDを合成するときに必要な紫外線は、ガラスや洋服を通しませんので、室内にいて日光を浴びても効果はありません。

そして、日焼けをしすぎると逆にビタミンDの合成を妨げるという結果が出ていますので、屋外にいる時間は10~30分程度で、皮膚の10%程度日光に当たれば良いのです。

それであれば、シミやシワが出来てしまうほどの紫外線を浴びることにはなりません。

念のため、顔にはUVカットを塗り、腕や足などを日光に浴びるようにすると良いでしょう。

また、肌が乾燥しているとダメージを受けやすいので、肌の細胞を活性化する意味でも保湿は十分に行っておくことがおすすめです。

●まとめ

ビタミンDは、生きていく上で必要なビタミンであることがご理解いただけたかと思いますが、食品と紫外線からしか、体に取り入れることができません。

この機会に食事内容の見直しと、生活習慣(運動や散歩、屋外での時間)など見直しをしてみてはいかがでしょうか。